周恩来 十九歳の東京日記 改訂新版
1999年に小学館文庫より発売された「周恩来 十九歳の東京日記」に、当時の東京風景や補足情報、コラムなどを多数追加した改訂新版が登場。
1917年から約1年7か月にわたり日本に滞在した若き周恩来は、日々の出来事を詳細に日記に書き込んでいた。祖国中国のために日本で学ぼうとするも、故郷に残した家族への想いや、思い通りに上達しない日本語の勉強、華々しい東京の街、目まぐるしく変化する国勢などあらゆることが彼を翻弄する。
日中国交正常化50周年という節目の年に、約百年前の東京の移り変わりとともに青年周恩来の思想の変化や葛藤をじっくりと感じられる一冊ができあがりました。
監修 矢吹晋
1938年生まれ。東京大学経済学部卒。東洋経済新報社記者、アジア経済研究所研究員、横浜市立大学教授を経て、横浜市立大学名誉教授。(財)東洋文庫研究員、21世紀中国総研ディレクター。朝河貫一博士顕彰協会会長。著書に『天皇制と日本史』(集広舎)、『矢吹晋著作選集チャイナウオッチ』(全5巻、未知谷)など多数。
書誌データ:
456頁/A5変形(130 x 210 mm)/並製/本文1C
ISBN978-4-906905-21-8 C0023
定価2,400円(税別)
2022.9.26 発売
¥2,640
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