『ローカリズム宣言―「成長」から「定常」へ』
移住雑誌『TURNS』連載の「若者よ! 地方へめざせ」に大幅に加筆修正! グローバル資本主義が崩壊しつつある今、日本はこれからどこへ向かうのか?本当に豊かな生き方とは? 「ローカル」と「定常経済」をキーワードに、思想家・内田樹が「これから日本」について熱く語ります。これからの日本を背負う若者はもちろん、あらゆるものが「お金」に一元化され、格差が拡大しつづける現代社会に疑問を感じているすべての人に読んでほしい一冊です。
<目次>
第1章 脱「経済成長」――グローバル資本主義は終焉する
第2章 「山河」を守る――「成長」から「定常」へシフトせよ
第3章 国家の「株式会社化」――サラリーマンマインドを捨てよ
第4章 「定常経済」と「贈与」――先人の資産を次世代へパスせよ
第5章 「小国寡民」と「ハイパー・グローバル」――「グローバリズム」と「アンチ・グローバリズム」の安定点を探せ
第6章 「廃県置藩」のすすめ――日本をローカルに「分節」せよ
第7章 地方で生きるということ――脱都会で人間的成熟をめざせ
第8章 「個人」から「集団」へ――共同体主義で〝危機〟を乗り切れ
第9章 脱「市場経済」―-市場に委ねる部分を減らしていく
第10章 脱「地方創生」――地方創生の狙いは冷酷なコストカット
第11章 脱「国家」――国家の存在意義が急速に失われつつある
第12章 定常経済へ――「小商い」で生き延びろ
第13章 脱「マスメディア」――真偽を見きわめる直感力を身につけろ
第14章 脱「査定」――これから君たちはどう生きるのか?
いま感度のよい若者は「都市」から脱出し、「地方」をめざしている
¥1,760
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